被害から一週間以上経過した方

被害にあってから、あっという間に時間が経ってしまったように感じたり、
ついさっきのことのように思い出されたりすることはありませんか。
また、繰り返し暴力を受け、いつのことかすら分からなくなったりしているかもしれません。
どのくらい、ひとりで葛藤されたのでしょうか。

あなたにはまだまだ、受けられる支援がたくさんあります。

身体的ケア

性感染症検査、妊娠検査、外傷等の治療等。

詳しくは⇒「身体的ケア」

精神的ケア

あなたが思い立ったとき、それが、あなたがケアを受けるときです。大したことない、なんて無理しないで下さい。

無気力、情緒不安定、自責感、不眠、食欲不振、過食、動悸、頭痛、過呼吸
などは、ありませんか?

これらは、被害を受けた方が抱えやすい症状です。
勇気がいるかもしれませんが、我慢し続けないで、精神科、心療内科、カウンセリング等を受診してみませんか。

詳しくは⇒「精神的ケア」

警察への通報

加害者の刑事的処罰を求めるためには、警察に被害を届け出たり告訴をする必要があります。警察に届けを出すかはあなたの自由です。

詳しくは⇒「法律関係」

自助グループ・交流会

同じ様な体験をされた方々が集まり、経験を話して思いを共有したり、被害については話さずに一緒に趣味等をしながらゆっくり時間を過ごす等、様々な集まりがあります。
つぼみでは、面接相談をされた方等にご案内をし、交流会を行っていく予定です。

Q&A

今さら誰かに話しても、事件自体はどうにもならないのは分かっているのですが、ずっと事件のことが引っかかって、生活がうまくいきません。
あなたの葛藤や悩みはずっと続いていたのですよね。その悩みに「今さら」なんてことは、ありません。つぼみは、うまくいかない事を一つ一つ、解消していく方法を探すお手伝いをしたいと思っています。
何年も前にレイプされました。やっぱり加害者が許せないのですが、私にできることはありますか?
加害者を罰するためには、警察に被害を届け出たり、告訴が必要になったりします。
ただし、加害者を罰することができる期間=「時効」という区切りがあり、詳細は状況や時期によって異なります。 「もう何もできない」とあきらめずに、ご相談ください。
弁護士や警察に相談に行きたいのですが、一人では不安だし、周囲の人には知られたくないので話せません。
私たちが警察、病院、法律事務所等に一緒に行くことも可能です。
被害後、恋愛や異性がずっと怖くて。私はずっとこのまま一人で生きていくの?
今は、被害にあう前と同じような生活や望みをもつことに、臆病になってしまうかもしれません。でも、焦らずあなたのペースで進んでいけばよいのです。同じような思いを抱えている方々の集まりに参加してみるのもいいかもしれません。
事件から何年も経ちましたが、今でもフラッシュバックが起きます。どうにかなりませんか?
フラッシュバック、PTSD等の専門的な治療を行っている医療機関があります。 パニック障害、人格障害、PTSDの治療に力を入れている医療機関での治療によっては、フラッシュバックを軽減させることもできます。
ほかの被害者の人たちはどんな風に生活しているのか知りたいです。
自助グループや交流会などでは、同じような被害にあわれた方と知り合うことができます。

みなさんの悩みや苦しみは、少しの勇気を出して人に話したり、あなたと同じような境遇で葛藤を続けてきた仲間と出会う事で、軽減したり快方に向かうかもしれません。
まずはご相談ください。

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